亡命ウイグル人でつくる「世界ウイグル会議」元議長で女性人権活動家のラビア・カーディル氏や、チベット亡命政権国会議員のニャムガル・ドルカ氏、世界南モンゴル(中国・内モンゴル自治区)会議のショブチョード・テムチルト氏ら約100人が参加した。
ドルカ氏は「中国は虐殺と処刑でチベットの歴史を抹殺し、中国の教える歴史が正しいと洗脳する」と弾圧の実態を明かし、「私たちは中国の過ちを正し、自由で民主化された未来を今日から築き上げていかないといけない」と訴えた。
テムチルト氏は「連盟の結成に至ったのは日本の支援者の絶大な協力があったからだ。これからの活動がこの日本から始まる」と期待を込めた。
大会では、中国当局がウイグルやチベットなどで続ける弾圧行為や環境破壊をやめさせることなどを柱とした活動計画を決定した。
終了後の記者会見で、ラビア氏は「日中両国が経済協力関係を維持するのは当然だが、中国の弾圧は全人類に対する罪だ。安倍晋三首相には中国政府に対し、ぜひ問いただしてもらいたい」と述べた
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